関係構築力
「また会いたい」を作る会話
相手のことを知るだけじゃなく、「あなたってこういう人なんだ」「私ってこういう人だよ」が少しずつ増えていくこと。
このLESSONの一言盛り上がった会話より、ちょっと仲良くなった会話。
「また会いたい」を作る会話
婚活の会話術って、
「質問しましょう」
「リアクションを大きくしましょう」
「褒めましょう」
「聞き上手になりましょう」
みたいな話が多いですよね。
もちろん、全部大事です。
でも僕は、
それだけだと「感じのいい人」で終わることもある
と思ってます。
会話は盛り上がった。
楽しかった。
相手も笑ってた。
でも、なぜか次につながらない。
これって、
会話は続いたけど、二人の距離は縮まってなかった
ということがあると思うんです。
「話せた」と「仲良くなれた」は違う
少し専門的な言葉を使うと、
関係構築
という言葉があります。
難しく聞こえるけど、要は、
会う前より、相手のことが少し分かって、自分のことも少し分かってもらえた状態。
これです。
例えば、
「趣味なんですか?」
「旅行です」
「どこ行くんですか?」
「韓国とか台湾です」
「いいですね!」
これでも会話は成立してます。
でも、ほぼプロフィール交換なんですよね。
じゃあ、
「旅行の何が好きなんですか?」
って聞いてみる。
「知らない街を歩くのが好きなんですよね」
ここまで来ると、
旅行の話をしてるのに、その人の性格や価値観が少し見えてくる。
僕はこっちの方が、
相手を知ってる
と思ってます。
事実より、その人を聞く
僕が会話で結構意識してるのが、
事実と感情を分けて聞くこと
です。
「休日は何してるんですか?」
「カフェ行きます」
「なんでカフェ好きなんですか?」
「一人でぼーっと考える時間が好きなんですよね」
ここには、その人の感情とか価値観が出てくる。
事実を聞けばプロフィールが分かる。
感情を聞けば、その人が分かる。
と思ってます。
でも、深掘りしすぎると面接になる
「じゃあ感情を聞けばいいんだ!」
ってなると、
「なんで?」
「それはどうして?」
「その時どう思ったんですか?」
って質問ばっかりになりやすい。
これ、普通に疲れます(笑)
会話って、
相手から情報を引き出すゲームじゃないです。
だから必要なのが、
自己開示
です。
またちょっと専門用語ですけど、
要は、
相手に聞くだけじゃなく、自分のこともちゃんと話す。
これだけです。
でも、何でも開示すればいいわけじゃない
ここはかなり大事だと思ってます。
例えば相手が、
「旅行って、観光地回るより街をブラブラする方が好きなんですよね」
って言ったとします。
そこで、
「私もです!」
って返す。
本当にそうならいい。
でも、共通点を作るために無理に合わせるのは違う。
僕はここを、
接点開示
って考えてます。
ちょっと難しく聞こえるけど、要は、
相手と重なる“本当の自分”を出すこと。
例えば、
「私も予定詰めすぎるの苦手です」
「地元のスーパー見るの好きです」
みたいに、
自分の中に本当にあるものの中から、相手と重なるものを返す。
嘘をついて合わせるんじゃない。
でも、
「本当の自分だから何でも言えばいい」
でもない。
本当の自分の中から、相手との接点を見つける。
だから、
共通点は作るな。見つけろ。
僕はこの方が自然だと思ってます。
共感と同意は、同じじゃない
ここも恋愛ではかなり大事です。
少し専門的に言うと、
共感と同意を分ける
ってことです。
簡単に言うと、
気持ちは分かっても、同じ意見になる必要はない。
例えば相手が、
「今日仕事でめちゃくちゃ怒られてさ」
と言った。
そこで、
「いや、でもあなたにも悪いところあったんじゃない?」
から入る必要はない。
まず、
「それはしんどかったね」
でいい。
これは、
相手が100%正しいと認めたわけじゃない。
相手がしんどかったという感情を受け止めただけ。
そのあと相手がアドバイスを聞いてきたなら、
「でも、その部分はこうした方がよかったかもね」
と話せばいい。
だから、
感情には共感。
意見には自由。
何でもYESと言う必要はない。
でも、
何でも自分の正しさをぶつける必要もない。
相手が欲しいのは「正解」じゃない時もある
これ、結構あります。
相手が落ち込んでる時って、
正しいアドバイスより、
「分かってもらえた」
の方が大事な時がある。
だから、
「それは大変だったね」
「それはキツいね」
「それ腹立つよな」
くらいで終わってもいい。
相手が意見を求めてきたら、その時に言えばいい。
僕は、
相手が何を求めて話してるのかを見る
のもコミュニケーションだと思ってます。
聞いてほしいのか。
共感してほしいのか。
意見がほしいのか。
そこが分かるだけで、会話ってかなり変わります。
ハピ式|関係が深まる5ステップ
僕は、関係が深まる会話をこの5つで考えてます。
- STEP 1拾う
相手が話したことの中から、気になる部分を拾う。
「旅行好きなんですよ」
→「どんな旅行が好きなんですか?」 - STEP 2掘る
事実だけで終わらず、気持ちや理由を少し聞く。
「なんで一人旅が好きなんですか?」 - STEP 3共感する
その人が感じたことを受け止める。
「それ分かる気がします」
「それ楽しそう」
「それはしんどいですね」 - STEP 4接点開示する
相手と重なる、本当の自分を返す。
「私も予定詰めすぎない旅行の方が好きです」
「私も一人の時間結構好きです」 - STEP 5二人に広げる
最後に、
「あなた」と「私」から、少しだけ「二人だったら」に進める。
「二人とも予定決めないタイプだったら、旅行ずっとノープランになりそうですね(笑)」
ここまで来ると、
ただ旅行について話してるだけじゃない。
少しだけ、
「この人と自分だったら」
という世界ができる。
「また会いたい」は、爆笑させることじゃない
初デートが終わって、
「めちゃくちゃ盛り上がった!」
になる必要はないと思ってます。
僕が大事だと思うのは、
帰ったあとに、
「この人のこと、もうちょっと知りたいな」
が残ること。
相手のことを少し知れた。
自分のことも少し知ってもらえた。
でも、まだ知りたいことがある。
だから、もう一回会いたい。
これくらいが自然です。
会話の目的を「好かれる」にしない
この5ステップも、
男性を落とすための必殺技じゃないです。
「この質問をすれば好かれる」
でもない。
会話って本来、
この人ってどんな人なんだろう?
を知るためのものだと思ってます。
そして同時に、
私はこういう人だよ
を知ってもらうもの。
その結果、
「もっと知りたい」
になることもあるし、
「合わないかも」
になることもある。
それでいい。
だって婚活の目的は、
全員から好かれることじゃないから。
このLESSONの一言盛り上がった会話より、
ちょっと仲良くなった会話。
そして、
事実を聞けばプロフィールが分かる。
感情を聞けば、その人が分かる。
会うたびに、
「あなた」と「私」が少しずつ「二人」になっていく。
僕は、それが関係を作る会話だと思ってます。